コラム・考察

河了貂(かりょうてん)のモデルは?実在する?→オリジナルキャラクターです

出典:原泰久『キングダム』

唯一女性で軍師をつとめる河了貂。徐々に仲間の信頼を獲得し、いまや飛信隊には欠かせないメンバーです。

さて、『キングダム』は「史記」を始めとした春秋戦国時代の史実に基づいて描かれている戦国作品ですが、この女軍師「河了貂」は歴史におけるモデルはいたのでしょうか。また、いたとすればどんな活躍をしたのでしょうか。

それを解き明かしていきたいと思います。

河了貂(かりょうてん)のプロフィール

出典:原泰久『キングダム』出典:原泰久『キングダム』

軽く河了貂についておさらいしましょう。

河了貂は物語の序盤、信が政に会う過程で通ることになる黒卑村で登場するキャラクターです。

フクロウの被り物をしており、信を追い剥ぎしようとする一味のメンバーでした。(後ろで見ているだけでしたが)信が一味を倒すと、河了貂は信と共に行動するようになります。

その後は軍師としての才能を見出され、昌平君のもとで修行し、飛信隊の軍師として活躍していくこととなります。

河了貂(かりょうてん)はオリジナルキャラクター

出典:原泰久『キングダム』出典:原泰久『キングダム』

本題です。

結論から言うと、この河了貂と言うキャラクターは歴史書に登場する人物ではなく、作者である原泰久先生の考案したオリジナルキャラクターなのです。

これは原泰久先生が公言していることからも確実な話。

もともと初期の考案した設定には河了貂は存在しなかったようですが、物語を進めていくにあたり、王都奪還編においてキャラクターが一人必要になったそうです。

そこで生み出されたのが河了貂でした。「女」であることが「戦に慣れていない」という点で感情移入しやすいメリットもあったようです。

「河了貂がいたことでバトルシーンに緊張感がうまれた」という原泰久先生のコメントもありました。

と言うわけで、河了貂はキングダムのオリジナルキャラクターであることがわかりました。歴史ファンにとっては少しがっかりするかもしれませんが、羌瘣も実在はすれど男であったり、思っていたよりも創作部分は多いようですね。

でも逆に言えば、創作が多いのにここまで面白くできる原泰久先生おそるべし。

河了貂(かりょうてん)の名シーンを紹介

河了貂はキングダムのオリジナルキャラクターであるわけですが、それでなお多大な存在感を放つ河了貂。

河了貂の一ファンとして、彼女の名シーンをまとめましたのでよければご覧ください。

「助けに来てやったぞ 信」

出典:原泰久『キングダム』出典:原泰久『キングダム』

飛信隊が飛ぶ鳥を落とす勢いで成果をあげて千人隊となったころ、「軍師が必要だ」という話になりました。

「ぽっと出の外部のものに自分たちの命を預けるのか」と隊員が不満と不安を感じる中、本部からの派遣としてその場に現れたのが河了貂でした。

何が起きたのかわからないメンバーでしたが、河了貂は「助けに来てやったぞ 信」と一言。なんと河了貂が軍師として派遣された人物だったのです。

飛信隊の成長と久しぶりの河了貂の登場の相乗効果でかなり興奮した読者も少なくないでしょう。

「ギョワアアアア」

出典:原泰久『キングダム』出典:原泰久『キングダム』

河了貂ファンであれば外すことのできないのがこのシーン。

キングダムでも珍しい?キスシーンです。

でも、ムードがある中でのキスじゃなくて、麃公に突き飛ばされた信が事故で唇が当たっただけなのでした。

出典:原泰久『キングダム』出典:原泰久『キングダム』

その後河了貂が「ギョワアアア」と悲鳴。

でもきっと、まんざらではなかったでしょうね。笑

「そこに道を切り開くのが飛信隊の軍師だ!!」

出典:原泰久『キングダム』出典:原泰久『キングダム』

桓騎軍のもとで戦った黒羊でのことです。

川という自然の防壁に阻まれた信たちはこれ以上進軍することができず、打つ手なしかと思われましたが、この河了貂は諦めませんでした。

「そこに道を切り開くのが飛信隊の軍師だ!!」

と自身を奮い立たせ、勝つまでの道筋を導きだし、着実に軍師として成長している姿を見せてくれます。

この後信たちが勝利するのは言うまでもありませんが、副長である渕さんの活躍を含め、キングダムの中でも随一の名シーンとなっています。

 

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キングダム好きサラリーマン
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漫画『キングダム』に惚れ込んだ会社員です。みなさまに『キングダム』の魅力や役立つ情報をお届けします。